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  1. 豊後大野市議会 2012-03-23
    03月23日-08号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    平成24年  3月 定例会(第1回)          平成24年第1回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第8号)                 平成24年3月23日(金曜日)午前10時開議日程第1 発議第1号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正について日程第2 発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正について日程第3 発議第3号 介護保険制度抜本的改革を求める意見書日程第4 発議第4号 議会基本条例策定委員会設置に関する決議日程第5 第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定について日程第6 第8号議案 豊後大野市自治基本条例策定審議会条例の廃止について日程第7 第28号議案 大分市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第8 第29号議案 別府市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第9 第30号議案 中津市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第10 第31号議案 佐伯市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第11 第32号議案 竹田市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第12 第33号議案 杵築市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第13 第34号議案 宇佐市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第14 第35号議案 豊後大野市と由布市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第15 第36号議案 豊後大野市と国東市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第16 第37号議案 豊後大野市と日出町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第17 第38号議案 豊後大野市と九重町との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について日程第18 第39号議案 臼杵市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託について日程第19 第40号議案 津久見市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託について日程第20 第1号議案 豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について日程第21 第2号議案 豊後大野市行政組織等の再編に伴う関係条例の整備について日程第22 第3号議案 豊後大野市税条例の一部改正について日程第23 第4号議案 豊後大野市固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例の一部改正について日程第24 第5号議案 豊後大野市国民健康保険税条例の一部改正について日程第25 第6号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正について日程第26 第9号議案 豊後大野市国土利用計画策定審議会条例の制定について日程第27 第24号議案 豊後大野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について日程第28 第25号議案 豊後大野市消防手数料条例の一部改正について日程第29 第26号議案 豊後大野市火災予防条例の一部改正について日程第30 陳情受理番号4号 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情日程第31 第10号議案 豊後大野市地域給水施設整備事業分担金徴収条例の制定について日程第32 第11号議案 豊後大野市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定について日程第33 第12号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正について日程第34 第13号議案 豊後大野市老人憩の家条例の一部改正について日程第35 第14号議案 豊後大野市地域福祉基金条例の一部改正について日程第36 第20号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正について日程第37 第21号議案 豊後大野市図書館条例の一部改正について日程第38 第22号議案 豊後大野市嶋田集会所条例の廃止について日程第39 第23号議案 豊後大野市久部ふるさとセンター条例の廃止について日程第40 第27号議案 豊後大野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について日程第41 第41号議案 財産の無償譲渡について日程第42 請願受理番号2号 三重原地区悪臭問題に関する請願日程第43 第15号議案 豊後大野市土地改良事業分担金徴収条例の制定について日程第44 第16号議案 豊後大野市荒平の池キャンプ場条例の廃止について日程第45 第17号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正について日程第46 第18号議案 豊後大野市傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正について日程第47 第19号議案 豊後大野市公共下水道条例の一部改正について日程第48 陳情受理番号5号 議員定数削減に関する陳情書日程第49 第52号議案 平成24年度豊後大野市一般会計予算日程第50 第53号議案 平成24年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算日程第51 第54号議案 平成24年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算日程第52 第55号議案 平成24年度豊後大野市介護保険特別会計予算日程第53 第56号議案 平成24年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算日程第54 第57号議案 平成24年度豊後大野市公共下水道特別会計予算日程第55 第58号議案 平成24年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算日程第56 第59号議案 平成24年度豊後大野市簡易水道特別会計予算日程第57 第60号議案 平成24年度豊後大野市上水道特別会計予算日程第58 第61号議案 平成24年度豊後大野市病院事業特別会計予算日程第59 第63号議案 豊後大野市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第60 議員派遣の件日程第61 閉会中の継続審査申出書---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第61まで議事日程に同じ 追加日程第1 発議第5号 「第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定について」に対する附帯決議 追加日程第2 閉会中の継続調査申出書---------------------------------------出席議員(23名)     1番  神志那文寛君     2番  沓掛義範君     3番  和田哲治君      4番  衞藤竜哉君     5番  佐藤辰己君      6番  小野順一君     7番  恵藤千代子君     8番  長野健児君     9番  小野泰秀君     10番  佐藤徳宣君    11番  安藤豊作君     12番  赤嶺謙二君    13番  高山豊吉君     14番  宮成寿男君    15番  衞藤正宏君     16番  宮成昭義君    17番  深田征三君     18番  宇薄克哲君    19番  渡辺一文君     20番  首藤正光君    21番  生野照雄君     22番  伊藤憲義君    23番  小野栄利君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      橋本祐輔君   副市長     田代勝義君 教育長     久保田正治君  総務部長    羽田野隆敏君 企画部長    衛藤陽一君   生活環境部長  松井博司君 保健福祉部長  赤嶺信武君   産業経済部長  山口清孝君 建設部長    穴見純一君   教育次長    西山清孝君                 豊後大野市病                 院事業管理者 消防長     佐藤武文君           坪山明寛君                 兼豊後大野                 市民病院長 総務部次長兼 総務課長兼選          総務部次長兼         高山義邦君           佐藤文夫君 挙管理委員会          財政課長 事務局長 清川支所長   小野弘之君   緒方支所長   三宮智成君 朝地支所長   小野長次君   大野支所長   衛藤栄一君 千歳支所長   後藤高弘君   犬飼支所長   大塚憲則君                 農業委員会 監査事務局長  後藤文夫君           久保田真義君                 事務局長 豊後大野市民         麻生誠一君   会計管理者   田北厚生君 病院事務長---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    後藤和幸    主幹      太田基一 副主幹     難波陽一    主任      瓜生正樹          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(小野栄利君) 本日の出席議員は全員であります。 開議に先立ち、議会運営委員会の報告を求めます。 議会運営委員長、首藤正光君。     〔議会運営委員会委員長 首藤正光君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(首藤正光君) 本日午前9時より議会運営委員会を開催し、追加議案等に係る日程協議を行いましたので、ご報告いたします。 追加議案として、まず発議第2号から発議第4号までの3案件については、日程第2から日程第4として提出者からそれぞれの趣旨説明を求めます。質疑の後、討論、採決を行うものであります。 また、人事案件の第63号議案については、日程第59として、市長から提案理由の説明を求め、質疑の後、委員会付託を省略し、討論、採決を行うものでございます。 なお、第28号議案から第40号議案までの13案件については、討論を省略し、一括採決を行うものといたしました。 以上、議会運営委員会の報告といたします。     〔議会運営委員会委員長 首藤正光君降壇〕 ○議長(小野栄利君) これで議会運営委員会の報告を終わります。 それでは、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小野栄利君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △発議第1号の討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第1、発議第1号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正についてを議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) これで討論を終わります。 これから発議第1号について採決します。 発議第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、発議第1号 豊後大野市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第2、発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正についてを議題とします。 提出者より趣旨説明を求めます。 14番、宮成寿男君。     〔14番 宮成寿男君登壇〕 ◆14番(宮成寿男君) 発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正について。 それでは、発議第2号の提出に当たって、趣旨の説明を申し上げます。 発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正については、本市が進めている行財政改革及び議会権能強化を踏まえた議会改革の一環として議員定数の削減を行うものでありまして、豊後大野市議会議員定数条例の本則中「24人」を「22人」に改めるものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行し、改正後の豊後大野市議会議員定数条例の規定は、同日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用するものであります。 ご審議、ご決定のほどよろしくお願い申し上げます。     〔14番 宮成寿男君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 これから発議第2号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第2号について討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 12番、赤嶺謙二君。 ◆12番(赤嶺謙二君) 私は、発議第2号 議員定数条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。 行財政改革特別委員会は平成21年7月15日に設置され、委員長以下9名で構成されました。私もその委員の1人であり、議員定数に関する議論では、委員長を除いて22人案が5名、20人案が3名と意見が分かれました。委員長の判断で結局は多数決という形で、行財政改革特別委員会としては、次期の市議会議員選挙から22人とする報告となった経緯があります。しかしながら、私は、これはあくまでも特別委員会の報告であり、案である、これをたたき台にして本会議の場で議員間同士、自由闊達な討論を展開してこそ議会の活性化につながるという思いで反対討論をいたします。 私は、委員会の中でも20人にすべきと主張してきましたし、今でも20人でいいと思っています。市民は、現在の議員定数24人に対して、多過ぎる、ちょうどよい、もっとふやせ、わからないというように、いろいろな考え方やとらえ方があります。これは大衆迎合ではなく、そのような市民の声を参考にした上で議員として真摯に判断した場合、定数は20人でよいと私は思うのであります。 22人を主張する委員の意見として、面積の広さ、地域の声、3つの常任委員会の定数7人制、チェック機能の重要性などがありました。面積が広い、地域の声が届かないという点については、現在は地域担当職員制度もできていますし、自治会長もおられます。連絡を密にすれば解決できると思いますし、何よりも私ども議員は、これからは自分の地域も大事ですが、豊後大野市は一つの視点で他地域にも気を配る努力が必要だと思います。常任委員会チェック機能についても、私ども議員が今まで以上に努力すれば解決できる問題だと思っています。行財政改革が第2期、第3期と平成32年度まで続く中、議員定数22人は市民感覚から乖離していると言わざるを得ません。 以上のような観点から、私は発議第2号について反対をいたします。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 9番、小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) 発議第2号について、賛成の立場で討論をいたします。 この議員定数の問題、地方自治における民主主義の基本問題という観点からこの問題を論じるためには、議会の基本的な役割と機能について再度検証する必要があると考えます。憲法第93条は、地方自治体は、執行機関である首長と議決機関である議会議員を住民の直接選挙によって選ぶ二元代表制であり、首長と議会は対等の立場で住民に責任を負い、それぞれ独自の権限と役割を持ち、公平で効率的な地方自治を実現することを意図しております。安易な議員定数の削減は、憲法に定められた議会の存在意義と役割を後退させるものであります。しかしながら、全国的な風潮として議員定数の削減が進められておりますが、ただ次期選挙に向けて有利、不利といったものでもなく、また報酬の側面だけをとらえ、財政問題、行政改革といった観点から論じるものでもなく、人口、面積、旧合併町村数などに応じた住民の多種多様な要求を的確に反映させ、適切に活動できるような数を確保することが重要であると考えます。また、議会の役割は、行政とともに地方自治の根幹をなすものであり、議会が立法機能、調査・検査機能や行政に対する監視機能など、意思決定機関として十分役割を果たせるかという視点からも定数をとらえるべきと考えます。 そこで財政面から見た場合、平成24年度豊後大野市の当初予算ベースで議員全員の報酬の占める割合は0.44%であり、1人当たり0.02%であります。本市の議員の比率は、人口1,643人に1人、県下で14市中8番目で、中ほどに位置しており、また本市の面積603.36平方キロメートルは、議員1人当たりの面積で比較しましても、佐伯市、日田市に次いで3番目に広い状況にあります。さらに我が豊後大野市議会では、政務調査費や費用弁償の支払いはなく、議員報酬は14市の中で下から3番目であり、ほかの市に比べ決して高い金額であるとは思えません。とはいえ、平成27年度から交付税の階段落ち、平成32年度には一本算定となることから財政規模の縮小は避けられず、今後も定数については検討を続けていかなければならないということは言うまでもなく、段階的に議員の削減を行うことは避けて通れないものと思われます。こうした諸般の情勢を勘案しながら約2年半、28回の協議を重ねた上での、このたびの委員会が示した定数22は尊重すべきものであると判断し、賛成するものであります。 以上のことをもちまして、この案件の賛成討論といたします。
    ○議長(小野栄利君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 4番、衞藤竜哉君。 ◆4番(衞藤竜哉君) 結論から申しますと、私も反対の立場から討論させていただきます。 私も12番、赤嶺謙二議員と同様、行財政改革特別委員会に所属していた委員の1人であります。小野議員も言っていましたようにこの行財政改革特別委員会、かなりの回数の委員会を開きまして、この定数問題、けんけんがくがくの会議を持ったところでありますが、やはり豊後大野市の財政状況、それから全国的にある議員定数の削減の風潮等を考えたときに、20という数の考えを私は持ちました。各常任委員会の定数は6人でいいんではないかなといった意見を委員会の中でさせていただきました。ただし、豊後大野市のこういった広い土地の状況、それから4万人を切る人口の市民の声を代弁するためには、無責任な削減は慎むべきではないかなという思いもしております。 ただ、私としては、20人として4人削減の中、これまで豊後大野市議会に出てきた状況からいきますと、当初は在任特例で31人、それから定数は、再編後は26人でしたが、いろんなものを勘案しまして24という条例で今を迎えております。これから先のことを考えますと、その都度その都度の改選の中で定数を見直すのではなく、2期、3期、じっくりとした……議員定数を決めた中で市政に取り組むべきではないかなと私は思っております。今回の削減で一応の区切りをつけて、これからの市政にしっかりと取り組むべき必要があると考えまして、私は20という数を出しました。 これで私の討論を終わります。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 21番、生野照雄君。 ◆21番(生野照雄君) 発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。 この委員会が平成21年7月15日に設置され、28回の委員会を開催し、白熱の議論を重ねて結果を出された宮成委員長を初めとする委員皆様方のご労苦に心から敬意を表する次第であります。 少しばかり、市民が理想とする議員・議会像とはどんなものか、私なりに考えてみました。議員は、今日の地域社会が日々進展し変革している激動の社会情勢の中、これに的確に対処しなければなりません。そのためには、議員がただ単に住民の声と心を代表し代弁するだけの役割に終始するだけではなく、一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ねて調査研究を進め、住民全体の福祉の向上と地域社会の発展を目指して、時には住民に訴え、時には住民を指導して、その実現に向け積極的に努力することが大切であろうと思っております。 二元代表制の議会は、住民を代表して重要な案件を審議し、決定し、行政を批判、監視する機関であります。したがって、理由があれば批判、攻撃も、また問題について追及もできます。しかし、批判、攻撃そのものが目的ではなく、行政を合理的、効率的に行わせることが目的であり、議員が指摘した事案がその方向で改善され、実行されなければ何にもなりません。ただ批判のみに終わるひとり芝居では能がありません。議員多数に支持され、執行部に共鳴され、実行されてこそ、市民の声なき声が行政に反映されるわけでございます。 ところで、今回の議員定数でありますけれども、地方自治法の一部改正で議員定数の法定上限が撤廃された今日、議会は、市の財政基盤の確立に向け、可能な限り改革を進めなければなりません。議員定数を検討する根拠として、本市の人口、面積、財政面、常任委員会の設置数等について議論されています。 議員の比率人口は1,643人に1人で、県下では14市中8番目に位置しており、議員1人当たりの責任も非常に高い状況であり、県下3番目の広大な面積を有する本市は、広域性、地区代表の性格をも加味しなければなりません。財政面からも交付税の段階落ちが始まり財政規模の縮小に合わせ、段階的に削減することが私は好ましいと思っております。また、常任委員会数に乗じた数を定数の基準としたこと、1委員会7名、3常任委員会21名、議長を含めて22名が妥当と私は判断し、賛成討論といたします。議員皆様方のご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(小野栄利君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) これで討論を終わります。 これから発議第2号を採決します。 発議第2号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、発議第2号 豊後大野市議会議員定数条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第3、発議第3号 介護保険制度抜本的改革を求める意見書を議題とします。 提出者より趣旨説明を求めます。 厚生文教常任委員長、高山豊吉君。     〔厚生文教常任委員会委員長 高山豊吉君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) それでは、発議第3号について述べさせていただきます。 介護保険制度抜本的改革を求める意見書。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び豊後大野市議会会議規則第14条第2項の規定により提出するものであります。 平成24年3月23日提出。 豊後大野市議会議長、小野栄利様。 提出者、豊後大野市議会厚生文教常任委員会委員長、高山豊吉。 意見書の内容でございます。 介護保険制度抜本的改革を求める意見書。 平成12年から実施された介護保険制度は、介護保険法第1条に「加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」と崇高な理念を掲げ、介護を社会で支える画期的なものとして全国で運営されていまいりました。 しかしながら、我が豊後大野市の状況を見ますと、平成22年国勢調査で明らかになったように一段と少子高齢化が進展し、その高齢化率は37%超と未知の領域へ突き進んでおり、加えて核家族化により一人暮らしの高齢者も大幅に増え、豊後大野市は介護予防活動や認知症対策等に積極的に取り組んでいますが、地域コミュニティーが崩壊していく現実があります。 あわせて、本市では介護保険制度の維持に係る費用が伸び続け、地域で暮らす高齢者の生活に与える影響が大きくなると予想されます。その結果、給付と負担のバランスをどのように確保するのかという根幹の問題は、保険者たる自治体にとって、その存立を脅かされる重大な問題となってきております。 介護保険に関わる財政の安定した運営、並びに地域に暮らす人々が将来に不安を持つことのないよう、持続可能な介護保険制度にしていくために、次のとおり介護保険制度の抜本的な改革を強く求めるものであります。 記。 1、介護保険の諸問題を解決するため、また、被保険者の多様化していく需要や要望に応えるために、広域化による保険者設立を積極的に推進すること。 ここで言う広域化は、都道府県のみならず国も視野に入れた広域化です。 2、介護保険制度を安定的で持続可能なものとするため、第1号被保険者負担率の軽減、並びに市町村負担率の軽減を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 平成24年3月 日。 大分県豊後大野市議会議長、小野栄利。 衆議院議長、横路孝弘様。 参議院議長、平田健二様。 内閣総理大臣、野田佳彦様。 厚生労働大臣、小宮山洋子様。 財務大臣、安住淳様。     〔厚生文教委員会委員長 高山豊吉君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 これから発議第3号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第3号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第3号を採決します。 発議第3号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、発議第3号 介護保険制度抜本的改革を求める意見書は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第4、発議第4号 議会基本条例策定委員会設置に関する決議を議題とします。 提出者より趣旨説明を求めます。 14番、宮成寿男君。     〔14番 宮成寿男君登壇〕 ◆14番(宮成寿男君) 発議第4号 議会基本条例策定委員会設置に関する決議を提出するに当たり、趣旨の一端を申し上げます。 3月1日の行財政改革特別委員会の最終報告でも報告しておりますが、地域主権改革を迎えた今、本市議会においても議会の活性化に向け、さらなる改革が求められております。こうした改革を推進するには、実効性、継続性を持たせることが大事であり、そのためには議会基本条例を制定し、明文化する必要があることから、次のとおり議会基本条例策定委員会を設置し、調査、研究を行うこととします。 1、名称は、議会基本条例策定委員会とします。 2、設置の根拠は、地方自治法第110条及び豊後大野市議会委員会条例第6条による特別委員会であります。 3、目的は、豊後大野市議会基本条例を制定するため調査、研究を行うものです。 4、委員の定数は、6人とします。 5、調査期間は、特別委員会設置の日から調査終了までとするものであります。 以上、審議、ご決定のほどよろしくお願いします。     〔14番 宮成寿男君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 これから発議第4号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第4号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第4号を採決します。 発議第4号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、発議第4号 議会基本条例策定委員会設置に関する決議は、原案のとおり可決されました。 ここで休憩します。          休憩 午前10時32分          再開 午前10時32分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議会基本条例策定委員会の委員の選任 ○議長(小野栄利君) お諮りします。 ただいま設置されました議会基本条例策定委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、3番、和田哲治君、4番、衞藤竜哉君、7番、恵藤千代子君、8番、長野健児君、13番、高山豊吉君、14番、宮成寿男君、以上6人を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました6人を議会基本条例策定委員に選任することに決定しました。 休憩します。          休憩 午前10時33分          再開 午前10時33分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議会基本条例策定委員会の正副委員長の互選の報告 ○議長(小野栄利君) 議会基本条例策定委員会の委員長、副委員長の結果の報告について紹介をいたします。 委員長に14番、宮成寿男君、副委員長に8番、長野健児君。 以上、報告いたします。--------------------------------------- △第7号議案の討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第5、第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定についてを議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) これで討論を終わります。 これから第7号議案を採決します。 第7号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定については、原案のとおり可決されました。 休憩します。          休憩 午前10時35分          再開 午前10時36分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小野栄利君) お諮りします。 ただいま、小野泰秀議員外1人から発議第5号が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、発議第5号を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し直ちに議題とすることに決しました。--------------------------------------- △発議第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 追加日程第1、発議第5号 「第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定について」に対する附帯決議を議題とします。 提出者より趣旨説明を求めます。 9番、小野泰秀君。     〔9番 小野泰秀君登壇〕 ◆9番(小野泰秀君) 発議第5号 「第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定について」に対する附帯決議。 上記の議案を別紙のとおり、豊後大野市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 平成24年3月23日提出。 豊後大野市議会議長、小野栄利様。 提出者、豊後大野市議会議員、小野泰秀。 賛成者、豊後大野市議会議員、首藤正光であります。 それでは、内容についてご説明をいたします。 豊後大野市まちづくり基本条例の前文では、「時代は、本格的な地方分権社会へと移り、自己決定・自己責任に基づく自立した自治体運営が求められる中で、私たちの財産を次代に継承していくためには、私たちが望む、目指す、理想とするまちに向かって、自ら考え、責任を持って行動していくことが必要です。」と明記されている。 豊後大野市においては、非常に厳しい財政状況が続く中で、税等の収納率は、毎年低下し続けており、平成32年度の交付税一本算定に向け、行政・市民が一体となって行財政改革を進めている本市にあって、滞納額の増加は非常に危機的なものがある。 費用負担の公平性と確保は、市政運営の根幹をなすものであり、市民が等しく負担をすることで、行政サービスの安定と均衡が保たれるものであり、目指すべき理想とするまちへと繋がるものである。 未来に健全な豊後大野市を引き継ぐことは、現在の我々に与えられた責務である。 よって、豊後大野市の最高規範となる「豊後大野市まちづくり基本条例」の条文に以上の要旨が尊重され、加えられることを強く要望するものである。 以上、決議する。 平成24年3月23日。 豊後大野市議会。 本市では、平成22年度の決算で不納欠損は、一般会計、特別会計を合わせまして約6,000万円、収入未済額も約6億4,000万円であり、これは平成24年度一般会計予算の市税約28億8,000万円の何と22%に当たる危機的な状況にあり、この現象は毎年右肩上がりに伸びております。現在、豊後大野市が遂行する事業の一部には、多額の公金が投入されております。つまり、これらの事業は、市民、国民全体で支えられているものであり、そのためには自治体がみずから取得できる唯一の自主財源である税を確保し、負担の公平性を図る上からも、また市政の適切な運営のためにも、市民の責務として費用の負担をお願いする趣旨のものであります。どうか議員皆様のご理解をいただきたくお願いを申し上げます。     〔9番 小野泰秀君降壇〕 ○議長(小野栄利君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第5号について討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第5号を採決します。 発議第5号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、発議第5号 「第7号議案 豊後大野市まちづくり基本条例の制定について」に対する附帯決議は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △第8号議案の討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第6、第8号議案 豊後大野市自治基本条例策定審議会条例の廃止についてを議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第8号議案を採決します。 第8号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第8号議案 豊後大野市自治基本条例策定審議会条例の廃止については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △第28号議案~第40号議案の討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第7、第28号議案 大分市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更についてから日程第19、第40号議案 津久見市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託についてまでの13案件を一括議題とします。 お諮りします。 本13案件については、討論を省略し、一括採決をしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、第28号議案から第40号議案までの13案件については、討論を省略し、一括採決をすることに決しました。 それでは、これより一括採決を行います。 第28号議案から第40号議案までの13案件については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第28号議案 大分市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更についてから第40号議案 津久見市と豊後大野市との証明書等の交付等に係る事務の委託についてまでの13案件については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △第1号議案~第6号議案、第9号議案、第24号議案~第26号議案、陳情受理番号4号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第20、第1号議案 豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてから日程第30、陳情受理番号4号 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情までの11案件を一括議題とします。 本11案件は、総務常任委員会に付託としてありましたので、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長、渡辺一文君。     〔総務常任委員会委員長 渡辺一文君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(渡辺一文君) それでは、総務常任委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託された案件は11件であり、3月14日に委員会を開催し、慎重審査いたしました。 それでは、総務常任委員会における、その経過と結果を報告します。 まず、第1号議案 豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてであります。 この条例の改正については、本条例において障害者自立支援法の規定を引用している部分について、法改正に伴う項ずれに係る整備を行うものであるとの説明がありました。 委員会では、該当者がいるのかとの質疑があり、現在、該当者はなく、障がい者につき施設入所支援を行うとともに、施設入所支援以外の施設障がい福祉サービスを行う施設である、障害者自立支援法第5条で規定されている障がい者支援施設で、事案が発生すれば、公務災害の対象となるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第2号議案 豊後大野市行政組織等の再編に伴う関係条例の整備についてであります。 この条例の整備については、平成24年4月から、市長の直近下位の内部組織を現行の部の設置、いわゆる部制から、課の設置、いわゆる課制へ行政組織等を再編するため、関係条例について整備を行うものであるとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第3号議案 豊後大野市税条例の一部改正についてであります。 この条例の主な改正内容については、まず、法人実効税率引き下げと課税ベース拡大に伴う都道府県と市町村の贈減収調整のため、道府県たばこ税の一部が市町村たばこ税へ移譲されることにより、市たばこ税の税率を平成25年4月1日から1,000本当たり4,618円から5,262円へ引き上げること、次に、市民税の均等割を平成26年度から平成35年度までの各年度に限り500円を加算して3,500円とすること、3番目に東日本大震災に係る雑損控除額等の特例を定めるものであるとの説明がありました。 委員会では、まず、平成25年に、たばこの価格がまた上がる可能性があるのかとの質疑があり、たばこの価格が上がる可能性はありますとの答弁がありました。また、平成25年、1年延ばした理由は何かとの質疑があり、税制改正については、12月の地方税法が改正されたことから、周知期間を置くためであるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第4号議案 豊後大野市固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例の一部改正についてであります。 この条例の主な改正については、平成24年度が固定資産税及び都市計画税の課税に係る評価がえの基準年に当たることから、各税の第1期分の納期について特例を定める必要があり、通常であれば4月1日から同月30日までとなっているものを、5月1日から同月31日までとする規定を加えるものであるとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第5号議案 豊後大野市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、国民健康保険事業の健全な運営を図るため、平成24年度の国保財政において、国保基金及び歳入不足分を確保する必要があることから、保険税の税率の引き上げを行うとともに、普通徴収における保険税の算定方法の変更等を行うものであるとの説明がありました。 委員会では、まず、診療費の適正化、レセプトのチェックはどうなっているのかとの質疑があり、4名のレセプト点検員が、毎月レセプトを点検しており、一月に100万円から200万円ぐらいの過誤を見つけ出している。国保連合会もレセプト点検員を置いて審査をしているとの答弁がありました。 また、対象者に啓発しないと、なかなか改善されない。毎年1億円ずつふえている状況で、負担はみんなの負担になっているのだけれど、そういう現実をみんなに知らせるといったことをやってほしいとの質疑があり、病院にかかって医療費がどのくらいかかっているのかということは、年に4回ほど通知をしている。薬でジェネリックが発売されているものについては、今の薬とジェネリックを使った場合の差額は幾らだったかというような通知も出しており、ジェネリック医薬品も使ってくださいと個人には通知しておりますとの答弁がありました。 さらに、市民は続けて上がったような形になるのだが、今回、改正をしている県内の市町村はどのくらいあるのかとの質疑が出され、県下で5市、大分市、別府市、中津市、宇佐市と本市が3月議会で上程しているとの答弁がありました。 続いて、昨年、広域統合、広域連合の話が出ていたが、何らかの動向がわかれば教えてくれとの質疑があり、会議は何度か持っているが、具体的に何年何月という数字がまだ出てきていない状況であるとの答弁がありました。 このほかにも多数の質疑、答弁が繰り返されました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第6号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正についてであります。 この条例の改正については、地籍調査により作成された地籍図及び地籍集成図の写しの交付に係る手数料について、これまでは固定資産に係る手数料の例により請求者から徴収してきたが、他市等の例を勘案し、本条例において地籍関係手数料を別途規定するものであるとの説明がありました。 委員会では、つけ加えるというだけのことか、金額は変わらないのかとの質疑があり、地籍図の写しの交付については、今までと同様300円で、座標値が入った図については500円とした。この座標値については、地籍調査にかなりの費用を費やしており、他市も割高にしており、特に座標値を使うのは業者が多いので、若干の差をつけさせていただいたとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第9号議案 豊後大野市国土利用計画策定審議会条例の制定についてであります。 国土利用計画については、国土利用計画法で、市町村計画について定めることができると、「できる規程」になっており、県内の策定状況については、策定済みが11の市町村で、一方、残りの7市が未策定である。本市についても未策定であるが、旧市町村時代にはそれぞれの町村で第1次計画、あるいは第2次計画まで策定していた経過がある。また、市の総合計画で平成25年度に国土利用計画を策定することにしているため、今回、策定審議会設置の条例を制定するものであるとの説明がありました。 委員会では、まず、市町村計画、その内容というものはどういうものかとの質疑があり、理念的なものであり、具体的には市土、豊後大野市の国土の利用に関する基本構想、目的に応じた区分ごとの規模の目標、その他地域別の概要、それから利用目的等を達成するために必要な措置等があれば、その内容を書くようになる。この国土利用計画で特別に土地の利用を規制するのではなく、規制は都市計画法なり農地法なりで直接の規制がかかる。それで、国土利用計画について一番主なこととしては、変更等に当たって議会の議決を必要とすることであるとの答弁がありました。 また、委員から、本当に必要な計画なのか気になるとの質疑があり、国の計画があり、県の計画もある。その中で特に県の計画の中には、本市の利用計画が大まかにある。その範囲の中で市町村計画をもう少し具体的に決めると、その決めたことが、例えば農地の保全をするとしているところに違う開発行為、例えばゴルフ場のような広い施設をつくることが生じると、それは計画の変更になる。変更の場合には議会の議決が必要で、このことが政略的に係ってくる。このように議会の議決を要するといったチェックが権限として出てくる状況となるとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第24号議案 豊後大野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、本年5月1日から豊後大野市消防本部及び消防署を三重町内田に移転することに伴い条例を改正する必要があるためで、開庁式は5月1日に行うが、実働については、4月27日午後5時から現場の出動隊が新庁舎のほうで勤務するようになり、4月28日、29日、30日の休日を挟み、5月1日に開庁式となる。この条例の施行日である5月1日より前の4月27日から勤務することについては、法律上問題がないとの説明がありました。 委員会では、消防救急デジタル無線整備工事を補正予算に計上していたが、新庁舎の工事に間に合わせるのか、それとも別個の話なのかとの質疑があり、別であり、重複するものではないとの答弁がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第25号議案 豊後大野市消防手数料条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、主に石油コンビナートの大型タンクのことで、本市には今のところこれに関する施設はないとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第26号議案 豊後大野市火災予防条例の一部改正についてであります。 この条例の一部改正については、危険物の規制に関する政令の一部が改正され、これまで危険物として、消防法上の規制対象外であった炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が追加されたことに伴うもので、これは主にスーパーやホームセンター、薬局などでも販売されている漂白剤等に含まれているもので、この量が指定数量になると、最低でも50キログラム以上ということで、かなりの大きなスーパー等が在庫を持ち込んでも全く届かない数量であるとの説明がありました。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 最後に、陳情受理番号4号 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情であります。 この陳情の内容については、次のとおりであります。国の出先機関については、アクションプランが平成22年末に閣議決定され、出先機関改革を進めることとされ、本年通常国会に法案を提出し、準備期間を経て平成26年度中に事務・権限移譲が行われていることを目指している。 そこで、憲法を遵守する立場である国家公務員労働者は、すべての国民の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を守る義務があり、現在進められようとしている地方分権に賛同できないため、国民の生命と財産を守ることは、国の責務として継続するよう、陳情事項の採択を求め、かつ意見書の提出を求めるものであります。 まず、審査に先立ち、陳情者からの申し入れにより、陳情書の文言の一部を修正しました。修正箇所は、陳情の趣旨の4段落目の「昨年12月」とあるのは、「一昨年12月」の誤りであるとのことでした。このことについては、委員会で、審査に先立ち、まず報告させていただきました。 審査では、国の直轄事業の中で、大分県は特におくれている。その中でも本市は、おくれている。また、この陳情は、最終的には3番、「現在直轄で整備・管理している道路・河川行政は国の責任を明確にし、安易な地方整備局、事務所、出張所の廃止や地方移譲は行わないこと」ということで、この陳情の主眼とするところは、この陳情事項の3番であろうと判断する。さらに、自分たちの事務所を残してくれということで、ご都合のよろしい話であるなどの意見が出されました。 慎重に審査した結果、不採択すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔総務常任委員会委員長 渡辺一文君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 委員長報告が終わりました。 ここで11時20分まで休憩いたします。          休憩 午前11時08分          再開 午前11時20分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論、採決を行います。 まず、第1号議案 豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第1号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第1号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第1号議案 豊後大野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案 豊後大野市行政組織等の再編に伴う関係条例の整備についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 1番、神志那文寛君。 ◆1番(神志那文寛君) 私は、この第2号議案 豊後大野市行政組織等の再編に伴う関係条例の整備について、反対をいたします。 この関係条例の整備は、昨年、平成23年第4回定例会において制定された行政組織条例に基づくものということであります。いわゆる部長制の廃止、全体として反対するものではありません。そのときに述べた一部反対の理由と同じでございますが、簡潔に申し上げます。 それは、人権推進同和対策課について、そのまま課として設置することについてであります。平成18年、2006年12月に策定された人権教育・啓発基本計画には、いわゆる人権8課題を挙げています。これらについては、それぞれ要因があり、優先順位をつけるつもりはないというのが、平成22年、2010年3月定例での市長答弁であり、その後、期待してきたのでありますが、しかし残念ながら、ことし1月、私ども日本共産党の平成24年度予算編成と執行に関する申し入れに対する回答では、引き続き同和問題は人権問題の原点なので、現行の体制を維持するとのことでありました。 同和の言葉はなくしてほしい、蒸し返さないでいただきたいと当該地域出身の方からの声も届いています。私は、いわゆる人権8課題に示された各人権問題についても、あらゆる方が協力し合って地域課題の解決に取り組む、そういうまちづくりを進めていただきたいという思いであります。そのためにも、人権推進同和対策課は、「同和」を外して人権推進室などと改め、まちづくり推進課内に設置すべきであると考えます。 以上の理由により、行政組織等の再編に伴う関係条例の整備に反対をいたします。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第2号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第2号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第2号議案 豊後大野市行政組織等の再編に伴う関係条例の整備については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案 豊後大野市税条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第3号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第3号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第3号議案 豊後大野市税条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案 豊後大野市固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第4号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第4号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第4号議案 豊後大野市固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第5号議案 豊後大野市国民健康保険税条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 1番、神志那文寛君。 ◆1番(神志那文寛君) 第5号議案 豊後大野市国民健康保険税条例の一部改正について、反対をいたします。 国民健康保険法は、その第1条で、社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的としており、国民に医療を保障する制度です。社会保障にふさわしく、能力に応じた、負担が可能な税額に設定すべきであるにもかかわらず、残念ながら税率の引き上げが提案されました。 その内容は、所得割で2.43ポイント増の16.80%、加入者均等割を5,200円引き上げて4万1,400円に、世帯平等割を6,100円引き上げて3万2,000円にと大幅な引き上げであります。この結果、国保加入世帯においては、最高で9万1,400円の引き上げ、1世帯当たりの平均では2万3,035円の引き上げ、これはすべて年間でございます。次に、1世帯当たりの増額が一番大きいのは、所得300万円以上から400万円未満の所得階層で、1世帯当たり8万4,426円の引き上げ、世帯の数、被保険者の数がともに一番多い所得50万円以上から100万円未満の所得階層で、1世帯当たり2万1,219円という大幅な引き上げであります。 昨年、平成22年度の国保税の収納率は、75.8%から74.2%へ1.6ポイント下がっています。額にして4,947万円で、そのうち現年度分が94.23%、滞納繰越分が5.77%であります。このような状況の中で、これだけの大幅な引き上げを行えば、さらに滞納額がふえることになるのではないでしょうか。 国民健康保険制度は、その保険税に使用者負担がありません。そのために国の負担があるのですが、1984年、昭和59年には50%だったものが、現在では24%にまで減らされています。これが高過ぎる国保税の最大の元凶であります。財政難、保険税が高騰、滞納がふえる、そしてまた財政難になるという悪循環を断つためには、国庫負担を引き上げるしか道はありません。 私ども日本共産党は、当面、国の責任で1人1万円の引き下げを行うことを提案しています。4人家族なら4万円引き下げることができます。このためには4,000億円程度あれば実現できます。 国は財源をつくることができます。大型公共事業の浪費を一掃し、1兆円程度の財源はつくることができます。例えばダム建設から3,000億円、国際コンテナ戦略港湾などが1,400億円、大都市圏環状道路などの高速道路建設で5,000億円が削減できます。原発推進予算は4,200億円ありますが、そのうち1,000億円を安全対策に残し、3,000億円を削減することができます。5兆円の防衛費は、アメリカ軍への思いやり予算や米軍再編経費など、またヘリ空母など、不要不急の予算を中心に1兆円程度、削減可能と考えます。320億円ある政党助成金、あるいは官房機密費を廃止してもよろしいと思います。これらは、日本共産党が発表している社会保障を充実する提言のごく一部であります。 多くの市町村が国保税の高騰を抑え、自治体独自の減免などを行うため、一般会計から国保会計に国の基準、法定額以上の公費を繰り入れざるを得ない状況であります。24%にまで下がっている国保会計への国庫負担を50%にまで引き上げることを強く求めていただきたい。あわせて、高額療養費の払い戻しについては、住民の暮らしを守る立場から引き続き制度の周知に努めていただき、未申請がなくなるよう取り組みを行っていただくことを要望し、以上、反対討論といたします。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第5号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第5号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第5号議案 豊後大野市国民健康保険税条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第6号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第6号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第6号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第6号議案 豊後大野市手数料条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第9号議案 豊後大野市国土利用計画策定審議会条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第9号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第9号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第9号議案 豊後大野市国土利用計画策定審議会条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第24号議案 豊後大野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第24号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第24号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第24号議案 豊後大野市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第25号議案 豊後大野市消防手数料条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第25号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第25号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第25号議案 豊後大野市消防手数料条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第26号議案 豊後大野市火災予防条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第26号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第26号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第26号議案 豊後大野市火災予防条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、陳情受理番号4号 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情の討論を行います。 まず、原案に賛成者の発言を許します。 1番、神志那文寛君。 ◆1番(神志那文寛君) 私は、この陳情の趣旨、原案に賛成という立場で討論をいたします。 先ほど委員長報告もございました、まさに現在ある国の出先機関、地方整備局等の廃止を懸念するというところが趣旨であります。これにつきまして一つ記事を紹介したいと思います。 ことし1月24日に全国市長会の地方分権改革検討会議が開かれております。福島民報でありますが、ほとんどの市町村は、この国の出先機関の地方移管ということについて反対と。国の出先機関の地方移管について、受け皿となる広域連合や都道府県などの災害対応能力を不安視する声が相次いだ。東日本大震災の被災地である相馬市の市長は、復興に向けて県との話では何も進まないので、国の出先機関と話をしているとした上で、東北のほとんどの市町村が移管に反対だと指摘。山口県防府市長は、地元の水害で国土交通省の緊急災害対策派遣隊が活躍した例を挙げて、県はマンパワー不足、あらゆる災害対応ができるのは国の組織だと強調したということが紹介されております。 ほかにも地方整備局廃止に反対という記事が幾つもございます。今回の東日本大震災は、非常にこの点では、言葉はあれですが、国の機関は活躍しております。同じ基準で同じシステムのもとで動く機関が全国にあればこそ、一斉の人の配置もできたということを私は関係者からも聞いております。これは災害対応の部分ではございますが、労働局等につきましてもやはり同じ災害情報等が全国で見られると、そういった情報をきちんと全国に提供する、全国から情報を集約する、集約された情報が瞬時に全国に伝わるというのが国の機関であるということです。 地方に移管する、広域連合等に移管した後も、そういったシステムをつくればいいではないかという話もあるようでありますが、やはりそこには必ず誤差なり差異が出てくるものです。時間的なずれとかシステムの不都合であるとか、あるいはそれぞれのところで働く人々の考え方の若干のずれといったものも出てくると思います。そういう意味におきまして、国の出先機関の地方移管につきましては、私ども地方に住む者にとっては、非常に大切な問題であると考えます。一つ事務所がなくなることを不安視するという陳情ではないかといったような報告もございましたが、そういうレベルの話ではございません。私は、この陳情につきましては採択すべきと考えます。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情受理番号4号を採決します。 本陳情に対する委員長報告は不採択です。したがって、原案について採決します。 陳情受理番号4号は、原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立少数です。 したがって、陳情受理番号4号 安全・安心な国民生活実現のため、防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める陳情は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。--------------------------------------- △第10号議案~第14号議案、第20号議案~第23号議案、第27号議案、第41号議案、請願受理番号2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第31、第10号議案 豊後大野市地域給水施設整備事業分担金徴収条例の制定についてから日程第42、請願受理番号2号 三重原地区悪臭問題に関する請願までの12案件を一括議題とします。 本12案件は、厚生文教常任委員会に付託としてありましたので、厚生文教常任委員長の報告を求めます。 厚生文教常任委員長、高山豊吉君。     〔厚生文教常任委員会委員長 高山豊吉君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) 厚生文教常任委員会の委員長報告をいたします。 本委員会に付託された案件12件について、審査の経過と結果を報告します。 まず、第10号議案 豊後大野市地域給水施設整備事業分担金徴収条例の制定についてであります。 平成22年度から平成24年度までの県の事業で、市が補助を受けて実施するものですが、事業費の1割を受益者から分担金として徴収する必要があるためですとの説明がありました。 委員から、総事業費と地元負担金は幾らになるのかとの質疑があり、概算ではありますが、総事業費は1,665万9,000円、地元負担金を166万5,000円としていますとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第11号議案 豊後大野市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定についてであります。 本市には社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例が制定されていないことが判明したため、提案したものですとの説明がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第12号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正についてであります。 主な改正は、第5期介護保険事業計画における介護保険料の改定ですが、それに加え、市の責務、事業者の責務、市民の責務について条例で規定しました。また、第1期から第10期まである介護保険料の納期をそれぞれ1月ずつずらすこととしましたとの説明がありました。 委員から、豊後大野市介護保険事業計画の給付適正化ロードマップの中に保険料滞納ペナルティー対策、給付制限、負担率の変更とあるが、具体的にどのようなものかとの質疑があり、現在、市では介護保険料の滞納があっても給付制限はしていませんが、対象者等を慎重に検討し、平成24年度中に実施したいと考えていますとの答弁がありました。また、介護保険法第23条による豊後大野市による事業所実地指導を行うとあるが、どのような人材を配置するのかとの質疑があり、市役所の事務職員が研修後に専門職となり、3名の予定で実施したいと考えていますとの答弁がありました。さらに、平成27年度以降の給付費を60億円に抑えるために設定した目標値に無理があるのではないかとの質疑に対し、介護保険だけでは限界があるので、これから6年をかけ、健診、国民健康保険と連携し、社会教育、地域づくりを考えながら介護予防施策の再構築をしていかなければ、目標達成は到底できないと考えていますとの答弁がありました。 討論では、保険料が1,100円ほど上がるが、一般会計の繰り出しによって、できるだけ保険料の引き上げを抑えた、そこに踏み出した点については、今回大きく評価したいといった賛成意見がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第13号議案 豊後大野市老人憩の家条例の一部改正について及び第41号議案 財産の無償譲渡について(旧越生いきいきサロン)の2案件であります。 本2案件は、内容に関連がありますので、会議規則第89条に基づき一括議題として審査を行いました。 まず、現地調査を行った後、執行部から、行政改革集中改革プランに基づく公共施設の整理統合に係る見直しを行った結果、現在、指定管理者として管理運営を行っている地元越生区に譲渡したいので、廃止をお願いするものですとの説明を受けました。 委員から、合併後の利用状況はとの質疑があり、サロンや子供たちの獅子舞の練習、カラオケ等で毎年45件から55件の利用がありますとの答弁がありました。 第13号議案について採決した結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 続いて、第41号議案について採決した結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第14号議案 豊後大野市地域福祉基金条例の一部改正についてであります。 高齢者だけでなく、全体的な地域福祉増進のために地域福祉基金を有効活用したいということで、改正をお願いするものです。なお、平成22年度の基金残高は11億6,065万6,392円ですとの説明がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第20号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正についてであります。 県の補助金で整備し、隣接する幼稚園の利用が考えられていた大野公民館分館の多目的ホール部分について廃止するものですとの説明がありました。 委員から、建物が老朽化し、住民からも解体の要望が出ている。幼稚園や放課後児童クラブが近くにあり、子供たちの安全のためにも早急に解体してもらいたいがどう考えているかとの質疑があり、現在、県と協議をしており、協議が整い次第、補正予算で対応し、解体したいと考えていますとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第21号議案 豊後大野市図書館条例の一部改正についてであります。 上位法の図書館法が改正されたため、文部科学省令で定める基準を参酌し、協議会の委員の定数や任期等の内容を条例においてまとめ示したものですとの説明がありました。 委員から、条例改正後、協議会の委員の選出スケジュールはとの質疑があり、これまで図書館法において文部科学省が出した基準が規定されており、それに基づき現在の委員を委嘱しているため、任期まで今後も今の委員で続けていきたいとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第22号議案 豊後大野市嶋田集会所条例の廃止についてであります。 本案件については、現地調査をした後、審査を行いました。 集会所の設置当初は子供会等で利用者も多かったが、近くに地区の公民館もあり、現在、地元だけで集会所を使うのは年に二、三回程度です。行政改革集中改革プラン、そして地域の高齢化、施設の老朽化等を考慮し、廃止するものですとの説明がありました。 委員から、地元説明会ではどのような意見があったのかとの質疑があり、地区の高齢化が進み、建物の維持管理もできない。譲渡すると言われても、もう要らないという意見でしたので、今後は取り壊しの方向で考えていきたいと伝えましたとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第23号議案 豊後大野市久部ふるさとセンター条例の廃止についてであります。 本案件についても、現地調査をした後、審査を行いました。 この施設は昭和50年に建設され、平成3年に休校になった旧久部小学校で、以前は林間学校等で利用していましたが、近年は選挙の投票所や地域の老人会等が年に二、三回利用する程度で、地元の方は地区の公民館を利用しております。行政改革集中改革プラン、そして地域の高齢化、施設の老朽化等を考慮し、廃止するものですとの説明がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第27号議案 豊後大野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 患者数の減少と多額の赤字が見込まれること、医師の確保が困難な状況にあることから、当該診療所を廃止するものでありますとの説明がありました。 通院患者への対応と状況はとの質疑に対し、通院患者は130名おり、来院時に医師が患者と話をし、患者の了解を得ながら症状に合った医療機関を紹介しています。現在そのうちの6割程度の方々への紹介が済み、残り2週間ですべて紹介を終える方針で進めていますとの答弁があり、委員からは、医師等と情報共有し、患者一人一人の状況と今後についてきちんと把握し、もっと丁寧なケアをすべきではないかとの意見がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、請願受理番号2号 三重原地区悪臭問題に関する請願であります。 本請願は、2日間にわたって審査を行いました。まず、第1回目の3月15日の審査では、紹介議員と関係職員それぞれから説明を受け、質疑を行いました。また、3月21日に第2回目の審査を行いました。 まず、第1回目、紹介議員への質疑の内容についてです。 委員から、請願書の趣旨の中に、一向に改善の傾向が見られずという表現があるが、どういう事実を示しているのかとの質疑があり、紹介議員から、時期によってはにおいが弱い状態もあり、改善したのかなと思っていると、また耐えがたいにおいが発生する。やはりこれは一向に改善されていないのではないかということですとの答弁がありました。 また、改善要求事項に、移転をという請願者の結論が出ている。これは今後改善の余地がない、だからもう移転しかないという気持ちが強いのかとの質疑に対し、三重原地域環境対策協議会、三重原環境問題代表者会議での話は対症療法で、結局は根本的な解決に至っていない。抜本的な改革をしなければ、よくならない。だから地域住民としてはもう移転しか考えられない。行政として移転を考えてくれということでありますとの答弁がありました。 さらに、請願書の趣旨に、市は、地域住民の苦痛を和らげる努力を行うべきであるにもかかわらず、業者の保護・擁護を行う姿勢が見受けられますとあるが、どういったことを指しているのかとの質疑があり、あの辺の1社当たりの豚の頭数は1,000頭ぐらいが適当ではないか。それにもかかわらず3,000頭近くも入れている。市はそういうことを黙認しているではないか。またそれに対して、いろいろな補助をするのは、住民の気持ちに逆行しているのではないかということだと思いますとの答弁がありました。 続いて、執行部への質疑の内容です。 委員から、行政から業者に要望した取り組みに対して拒否されたものがあるかとの質疑があり、執行部から、廃棄物中間処理場については、保健所と一緒に現地指導し、徹底を図っています。また、養豚業者については、えさにまぜ込んだ生菌剤の投与を初め、脱臭装置の設置、急速発酵堆肥化装置の設置、その他バイムフードの畜舎内散布、マイエンザなどさまざまな提案をし、市と業者と一緒になって対策を講じています。こちらの提案したものについては、ほとんど取り組んでいただいていますとの答弁がありました。 また、この悪臭について法的な違反はないのかとの質疑に対し、既に業者とは悪臭防止協定を結んでいます。業者が地元住民の声を無視して、この悪臭対策を何も講じなかったということになれば悪臭防止法違反になると考えますが、これまでも臭気対策をしていただいているので、法的な関係はないととらえていますとの答弁がありました。 また、市内に悪臭、汚泥とか排泄物のにおいの問題で同じような事例があるのかとの質疑があり、堆肥のにおいや牛のにおいで3件あると聞いていますとの答弁がありました。 また、移転費用は試算額で総事業費11億600万円と。この金額を提示して、対策協議会と代表者会議ではどこまで議論したのかとの質疑があり、正式に会議は持っていないが、この試算については、平成23年9月3日の三重原区自治会行政連絡会の際に報告しました。地元の方からは、これはもう不可能ではないかという意見と、幾らかかってもいいから移転してくれという意見がありましたとの答弁がありました。 また、今回の請願元は、幾つかの自治会のうちの一つの自治会からの請願ととらえていいのかとの質疑があり、そのとおりにとらえていいと思います。ここに書いている区の方からの請願ですとの答弁がありました。 さらに、畜産振興の立場から、業者の状況はとの質疑があり、県が豚の凍結精液の技術を全国で最初に確立した事例があり、県内数軒の農家がこの事業に取り組んでいますが、最初に取り組んだのが大野ファームです。また、市が養豚業者を擁護していると請願に書かれていますが、必ずしもそういうわけではありません。においをなくすために、いろいろな事業に取り組んでおり、それに対して一部の補てんをしているという状況です。そういった点で擁護しているというとらえ方になるのかなと思いますが、あくまでもこれはにおいをなくすための対策ですので、ご理解いただきたいと思いますとの答弁がありました。 さまざまな質疑を行う中、委員から、改めてもらった資料もかなりある。きちんと理解する時間がもう少し必要なのではないか。結論を出すには厚生文教常任委員として精査する必要があるとの意見があり、本委員会は、3月21日に再度審査を行うことに決しました。 続いて、第2回目の審査の内容です。 委員から、三重原地区が悪臭に悩まされているという趣旨については十分理解し、気持ちもわかるが、移転先や費用の問題で市が移転不可能と報告している点から、移転が最善の策であるという要求事項については厳しいのではないか。また、願意は妥当か、実現性はどうかと。世論におもねるなど、議会としての公平性を失うことのないような判断が必要であるという意見が出されました。 さらに、長年の問題であり住民が大変な思いをしていることも、その気持ちもよくわかるが、経営が厳しい中でも悪臭の苦情に対処しようとする業者の姿勢も見えるといった意見や、文書中の「市は業者の保護・擁護を行う姿勢が見受けられます」であるとか、「業者にあっては、頭数を減らす等の努力はせず、逆に頭数をふやしている現状であり、一向に悪臭問題を解決しようとする姿勢が見受けられない」という表現には多少の違和感もあるといった意見がありました。 一方、委員会として、三重原区住民の声と業者の声、毎回出席した市長の意見等々も聞いたほうがいいのではないか。それから判断したい。意見を聞く中で、また新しい方向が導き出せればと思う。急いで結論を出さずに継続審査とすべきではないかという意見があり、それには、これまで各自治会代表者、事業者、市長を初めとする行政で代表者会議を行ってきた経緯がある。厚生文教常任委員会がそれを飛び越えて、それぞれから意見を聞くというやり方はいかがなものかといった意見が出されました。 三重原区にはもう一度、三重原地域環境対策協議会、三重原環境問題代表者会議に戻っていただき、市や業者と引き続き移転も含めた問題解決に向けて協議をしていただきたい。そして、市は先進地に行くなど、もっとしっかりと問題解決に取り組むべきである。より一層の努力が必要であり、もっと真剣に今以上に尽力してもらいたいという意見と、三重原区の住民から悪臭に苦悩しているという声は直接聞いているし、長い間、住民が市に対して疑義を訴えてきた事実がある。そして三重原区の住民が安心して暮らせる快適な生活環境を求めるという気持ちは理解できるし、やはり住民の意見は尊重したい。この請願の趣旨の大半については同意できるものである。ただ、趣旨の表現が適切かどうかについて疑問を持つ部分もあり、全面的な賛同は難しい。また、移転先で同じ問題が発生する可能性や、移転の際、道中の沿線住民への新たな問題も考えられる。しかし、今後、市は財政事情や移転先等に変化があった場合は、本委員会の意思を尊重し、実現に努力してもらいたいとの意見が出されました。 慎重審査の結果、採決を行い、賛成多数で趣旨採択すべきものとして決定しました。 以上で、厚生文教常任委員会の委員長報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 高山豊吉君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 委員長報告が終わりました。 ここで13時30分まで休憩をいたします。          休憩 午後零時13分          再開 午後1時30分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。質疑はありませんか。 9番、小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) まず、悪臭問題に関する請願に2日間にわたり慎重なご審議をいただきました委員の皆様に心から敬意を表したいと思います。 それはそれといたしまして、先ほど悪臭問題の請願について、委員長の報告の中で、二、三、お尋ねいたします。 まず第1点でありますが、委員会として三重原区住民の声、業者の声、市長などの意見を聞いたほうがいいのではないか、それから判断し、意見を聞く中で新しい方向が導き出され、急いで結論を出さず継続審査とすべきではないかといった意見も出されたようでありますが、そのことが実現されなかったという理由は何であったのかをお尋ねいたします。 ○議長(小野栄利君) 高山委員長。 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) 議長、ちょっとこれについての答弁なんですけれども、本来なら全部、質疑応答等を頭に入れておけばいいんですけれども、ページ数も多うございますから、ちょっと時間をいただいて、そこを答弁、よろしいでしょうか。 ○議長(小野栄利君) はい、どうぞ。 委員長、この報告書の中ですよ。報告書の中の一文章から質問されたということです。終わりから2ページ目です。     〔「いいですか」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小野栄利君) 小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) 私の……これは委員長の報告の中の一部であるんですけれども、せっかく委員会で継続審査すべきではないかという意見が出たわけですね。私は請願者の紹介議員として、そういう意見があれば、この内容は重く、重大な案件であるがゆえに、ぜひじっくり継続審査していただいて結論を出していただきたかったなという意見でございますので、もう結構でございます。 それと、次の点、よろしいでしょうか。 ○議長(小野栄利君) はい。 小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) 趣旨の表現が適切かどうかについて疑問を持つ部分があり、全面的な賛同は難しいとの委員長からの報告があったわけですが、その疑問を持つ部分とは、どのようなことなのかをお尋ねいたします。 ○議長(小野栄利君) 高山委員長。 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) ただいまの小野泰秀議員からの質問ですけれども、先ほど私が委員長報告をした中で、ただ趣旨の表現が適切かどうかについて疑問を持つ部分もありと、そういうことですね。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) この趣旨の表現ということでございます。ご存じのように、採択、一部採択、趣旨採択とございます。この意味は、趣旨採択の意味ではなかろうかと思うんですが、よろしいでしょうか。     〔「いや、違うんですが」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) そういう意見もあったということだから……どこかな。     〔「あのですね……いいですか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) 要は、委員会の結論として全面的な賛同は難しいと、その部分、趣旨の表現が適切かどうかについて疑問を持つという部分は、どんなことを指して言っているのかということをお聞きしているわけでございます。 ○議長(小野栄利君) 高山委員長。 ◆厚生文教常任委員会委員長(高山豊吉君) この意味も委員が発言をしたことでありまして、それをそのままピックアップしまして五、六ページの中をまとめたのがこれでございますから、もうそれはそれで判断してください。 ○議長(小野栄利君) 小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) わかりました。 それでは次に、自治会代表者、事業者、市長を初めとした代表者会議を行ってきた経緯から、厚生文教常任委員会がそれを飛び越えて意見を聞くというやり方はいかがなものかといった意見が出されたとのことのようでしたが、このことを私はあえてつけ加えさせていただきますと、確かにこれまで何回となく地元では代表者会議を行ってきました。が、しかし、一向に悪臭問題が解決できないことから、市民の意見、要望を代弁していただける議会に一縷の望みをかけ、このたび初めて請願という形でお願いをしたものであります。したがって、私としましては、必ず住民の声を1回は聞いていただきたかったという思いでございます。もう答弁は結構です。 それで、これは委員会とは若干異なりますが--きょうは市長に質問はできないわけですけれども、市長が3年前、選挙で、三重原地区において、私が市長に当選をしたら、この問題を解決するといった公約を信じ、市長に投票した方が……本日も何人か見えているんではないかと思うんですけれども、どうかそういった住民の期待を裏切ることなく、政治生命をかけて問題解決に取り組んでいただくことをお願いしておきます。 ○議長(小野栄利君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論、採決を行います。 まず、第10号議案 豊後大野市地域給水施設整備事業分担金徴収条例の制定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第10号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第10号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第10号議案 豊後大野市地域給水施設整備事業分担金徴収条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第11号議案 豊後大野市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第11号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第11号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第11号議案 豊後大野市社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第12号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 1番、神志那文寛君。 ◆1番(神志那文寛君) 私は、この第12号議案 介護保険条例の一部改正について、賛成をいたします。 介護保険制度の問題点に関する認識については変わっておりません。介護保険制度については、サービス量がふえれば保険料や利用料が連動してふえるという基本的な矛盾があり、加えて国庫負担割合が制度導入前の2分の1から4分の1へと大幅に引き下げられていることが大きな問題点であります。そのため、施設が充実し必要なときに介護が受けやすい状態であるという歓迎すべき本市の状態が、介護保険料が県下で一番高いという好ましくない結果を生み出しています。 介護保険は、国庫負担割合を10%ふやして公費負担割合を60%にする、そして将来的には国庫負担を介護保険の導入前の50%にして、公費負担75%に戻すべきであります。国で財源はつくれます。財政危機にもかかわらず、富裕層や大企業には減税が繰り返されてきました。この優遇と不公平をただす税制改革によって、8兆円から10兆円の財源が確保できます。 私ども日本共産党が発表した提言の一部を紹介します。 株の配当・譲渡所得への課税は、証券優遇税制で20%から10%に減額されてきました。これを直ちに廃止し、加えて高額の配当や株取引には欧米並みの30%を課税します。金持ち減税を見直します。所得税・住民税の最高税率を1998年の水準65%に、相続税は2002年の水準70%にまで戻し、累進課税と所得再分配の機能を回復します。新たな税制、富裕税、新しい資産課税を創設します。相続税対象額で5億円を超える資産に対して1%から3%の累進課税を行います。課税対象は0.1%程度の大資産家にすぎませんが、5,000億円から7,000億円程度の財源になります。無駄の一掃に加え、富裕層と大企業への応分の負担によって、社会保障の充実が可能になるのです。 さて、今回提案された介護保険料の引き上げについてでありますが、その基準額を5,170円から6,250円へと1,080円の引き上げであります。第4期においては県下で一番高い保険料となり、第5期についても6,000円台が県下で2自治体とのことであり、高過ぎる実態は変わらず引き上げには反対でありますが、この6,250円の保険料設定に当たっては、これまで再三求めてきた一般会計からの繰り入れを実施することによって、事前に試算された7,000円からの750円の引き下げを実現したものでありますので、今回については、特にその判断を評価し、賛成とするものであります。 加えて、国、県、市が積み立ててきた財政安定化基金のうち、市の積立分についてを保険料上昇の抑制に充てるとのことであります。法改正によって、県が積み立てた分についても同じ扱いが可能であります。市長より答弁をいただいたとおり、県の積立分についても同様に扱えるよう、県に対して強く要望していただくことをお願いして、賛成の討論といたします。 ○議長(小野栄利君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第12号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第12号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第12号議案 豊後大野市介護保険条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第13号議案 豊後大野市老人憩の家条例の一部改正についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第13号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第13号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第13号議案 豊後大野市老人憩の家条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第14号議案 豊後大野市地域福祉基本条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第14号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第14号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第14号議案 豊後大野市地域福祉基本条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第20号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第20号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第20号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第20号議案 豊後大野市公民館条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第21号議案 豊後大野市図書館条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第21号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第21号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第21号議案 豊後大野市図書館条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第22号議案 豊後大野市嶋田集会所条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第22号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第22号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第22号議案 豊後大野市嶋田集会所条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第23号議案 豊後大野市久部ふるさとセンター条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第23号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第23号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第23号議案 豊後大野市久部ふるさとセンター条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第27号議案 豊後大野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第27号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第27号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第27号議案 豊後大野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第41号議案 財産の無償譲渡についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第41号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第41号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第41号議案 財産の無償譲渡については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願受理番号2号 三重原地区悪臭問題に関する請願の討論を行います。 討論はありませんか。 まず、趣旨採択に反対者の発言を許します。 9番、小野泰秀君。 ◆9番(小野泰秀君) それでは、趣旨採択について、反対の立場から討論をさせていただきます。 このたびの請願提出者は、市総務課の直近の発表によるものでありますが、三重原区、人口1,598人、世帯数582世帯、豊後大野市の中でも最も大きな自治区であります。その住民の方々が現在、1日24時間、1年365日、襲ってくる悪臭に心休まることなくおびえ苦しんでおります。さきの一般質問でも申し上げましたが、住民の日常生活において、洗濯物も思うように干せない、子供たちの中には、学校で服が臭いと友達から言われ悲しい思いをした子、家に帰っても臭いから帰りたくないとまで言っている子供さえいます。頭痛や吐き気、食べ物を戻すといったこともあると言います。暑い夜、窓をあけて勉強しようと思っても臭くてあけられない。これは昨日のことですが、夜7時30分ごろ、私も私用で現地に行きましたが、あの辺一帯に悪臭が漂っておりました。 また、会社勤めをしている住民の方には、あのにおいのことを考えると自宅に帰るのが憂うつになり、足取りも重くなると言います。また別の方は、ふと夜中に目を覚まし、においのほうが気になり窓をあけると、すごいにおいで落胆といら立ちで朝まで寝つけない。こんなことを繰り返しては、住民は精神的にも参ってしまいます。普通の生活ができるはずの家族が、こんな悪臭がもとで家族全員が不快で憂うつな気分になる、これは異常なことであり、こんな理不尽なことがあってはならないことであります。中には家を売り払って引っ越したいと考えている方もいますが、悪臭のする土地や家屋は買い手もつきません。また、アパート経営にとりましても入居者は少なく、むしろ出て行く者が多いと言います。さらには、付近には学校や医療機関、学校給食調理場、飲食店、食料品を扱う大型スーパー等もあり、衛生面や環境面、また商いとして売り上げの面からも早急な解決が望まれます。 さて、私はこれまでの議員生活の中で何度か請願の紹介議員になったことがありますが、このたびの請願は、過去に経験したことのない非常に重大な案件の請願であり、私自身、大きな責任と使命を感じておりますが、住民が主張する当たり前の願いや住民の悲痛な叫びを解消すべく、議員としてお引き受けをいたしました。そのためには、まずこの請願が付託された厚生文教常任委員会での採択を望んでおりましたが、思いとは違った趣旨採択となりました。 私が紹介議員であることから、先般、厚生文教常任委員会より趣旨説明の依頼があり、その際、申し上げましたのは、しょせん私は紹介議員であり、地域住民の方が本当に苦しんでおられる思いのたけを伝えることができません。そのためには、ぜひとも請願者である地域住民の方々の生の声を聞いていただいた上で結論を出していただきたいと強く要請いたしました。しかしながら、それも行うことなく、また委員会傍聴の要請も却下され、請願者の願いや思い、考えを一度も聞くことなく結論を出したことを大変遺憾に思っております。せめてそれらを行った上での趣旨採択であれば、やむを得ないと受けとめることができるのですが、これでは到底納得できるものではありません。もし時間がなかったと言うならば、継続審査としてでも請願住民、執行部の意見をじっくり聞いた上で、しかるべき結論を出していただきたかったと思っております。 以上のことから、私は趣旨採択に反対するものでございます。 最後に、執行部、議員の皆様にお願い申し上げたいのは、三重原区の住民の皆さんは、いまだ解決の見通しもない悪臭に苦しんでおります。住民が安心して暮らしたいという願いは、当然の権利であります。こうした切なる住民の願いをかなえるべく最大限のご支援をお願いし、私の討論といたします。 ○議長(小野栄利君) 次に、趣旨採択に賛成者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから請願受理番号2号を採決します。 本請願に対する委員長の報告は趣旨採択です。請願受理番号2号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、請願受理番号2号 三重原地区悪臭問題に関する請願は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。--------------------------------------- △第15号議案~第19号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第43、第15号議案 豊後大野市土地改良事業分担金徴収条例の制定についてから日程第47、第19号議案 豊後大野市公共下水道条例の一部改正についてまでの5案件を一括議題とします。 本5案件は、産業建設常任委員会に付託としてありましたので、産業建設常任委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長、長野健児君。     〔産業建設常任委員会委員長 長野健児君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(長野健児君) それでは、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は5件であり、3月14日に委員会を開催し、審査を行いました。 まず、第15号議案 豊後大野市土地改良事業分担金徴収条例の制定についてであります。 制定の理由は、分担金徴収条例の迅速化及び徴収事務の効率化などを図るため、市営及び県営などの現行の分担金徴収条例を廃止し、1本の分担金徴収条例を制定するためのものですとの説明がありました。 慎重審査を行い、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第16号議案 豊後大野市荒平の池キャンプ場条例の廃止についてであります。 廃止の理由は、行政改革集中改革プランに基づく公共施設の整理・統廃合の見直しによるものであり、また平成22年度に遊具などを既に撤去しているので条例を廃止するものですとの説明がありました。 施設の跡地利用などは何かあるのかとの質疑に対し、市が保有したままであれば、利用したいという話はありました。また、地元などと協議しましたが不用とのことでしたとの答弁がありました。 慎重審査を行い、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第17号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についてであります。 改正の主な内容は、地域主権一括法の改正による公営住宅法の一部改正及び市営朝地住宅の建設に伴い、条例に名称及び位置を追加するものでありますとの説明がありました。 法改正により何かメリットはあるのかとの質疑に対し、今まで国がしていたことを各自治体の判断で行えますので、本市に合った条例が定められますとの答弁がありました。 慎重審査を行い、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第18号議案 豊後大野市傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正についてであります。 改正の主な理由は、きめ細かな交付金で実施していたものが本年度で終了することに伴い、新たに市単独事業を設けることにより改正するものですとの説明がありました。 慎重審査を行い、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、第19号議案 豊後大野市公共下水道条例の一部改正についてであります。 改正の主な内容は、地域主権一括法の改正により下水道法の一部が改正され、各自治体で条例を定めることに伴い、終末処理場の維持管理に係る第24条を追加するものでありますとの説明がありました。 第24条の第5項に国土交通大臣及び環境大臣が定める措置を講ずることとあるが、定める措置というのは、本市に対してそれぞれから示されたものがあるのかとの質疑に対し、国土交通大臣及び環境大臣からそれぞれ通達・規則が来ておりますとの答弁がありました。 慎重審査を行い、採決の結果、原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 以上で、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔産業建設常任委員会委員長 長野健児君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 委員長報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論、採決を行います。 まず、第15号議案 豊後大野市土地改良事業分担金徴収条例の制定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第15号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第15号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第15号議案 豊後大野市土地改良事業分担金徴収条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第16号議案 豊後大野市荒平の池キャンプ場条例の廃止についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第16号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第16号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第16号議案 豊後大野市荒平の池キャンプ場条例の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第17号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第17号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第17号議案 豊後大野市営住宅条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第18号議案 豊後大野市傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第18号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第18号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第18号議案 豊後大野市傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第19号議案 豊後大野市公共下水道条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第19号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。第19号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第19号議案 豊後大野市公共下水道条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。---------------------------------------陳情受理番号5号の採決 ○議長(小野栄利君) 日程第48、陳情受理番号5号 議員定数削減に関する陳情については、さきに発議第2号が可決されましたので、不採択とみなします。--------------------------------------- △第52号議案~第61号議案の討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第49、第52号議案 平成24年度豊後大野市一般会計予算から日程第58、第61号議案 平成24年度豊後大野市病院事業特別会計予算までの10案件を一括議題とします。 お諮りします。 本10案件については、議長を除く議員全員で構成する予算特別委員会に付託としてありましたので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 よって、委員長報告は省略することに決定しました。 それでは、これより討論、採決を行います。 まず、第52号議案 平成24年度豊後大野市一般会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 4番、衞藤竜哉君。 ◆4番(衞藤竜哉君) 第52号議案 平成24年度豊後大野市一般会計予算に対して、反対の立場から討論させていただきます。 特別委員会でも話しましたが、この平成24年度豊後大野市一般会計予算には、市民の福祉から教育、産業のいろんな部分で大事なところがあります。ただし、私の反対する意向として、葬斎場建設事業に関してだけ、私、議員の立場として納得いかないところがありますので、反対とさせていただきます。5,610万円の予算を使って行う事業でありますが、これまでの執行部の答弁からしても、合併して以来、この火葬場に関する協議は一切なされていないという状態の中で、平成23年6月から審議会、各町の自治委員が出てやってこられましたが、それまで協議がなされていない中での委員の協議は大変厳しいものがあったと解釈いたしております。 私たち議員に出された中で、質問してもなかなかそれからの話が、まだこれから先ですと。それなら、これまでの協議はどうだったんですかと聞いても、わかっていないところは答弁が戻ってきません。この中で私は認めるわけにはいきません。この火葬場も、市一つとしての目標を持っていただいて動いてもらいたかった。10億円以上かかった建物を2つつくるということは、それ以上のコストもかかりますし、建物の費用もかかります。私は、今の豊後大野市の財政の状況、行革に向かっている状況の中で意に反するところがあるんではないかなと思います。 そういうところで、この分だけでありますが、私は一般会計予算に反対するところであります。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 15番、衞藤正宏君。 ◆15番(衞藤正宏君) 平成24年度豊後大野市一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。 平成24年度豊後大野市一般会計予算規模で262億6,000万円、対前年比で2.8%の減となっております。この要因は、子ども手当制度の改正及び高速情報通信網整備事業、消防庁舎建設事業の終了と、学校耐震化事業の前倒しが主な要因となっております。財務の状況を見ますと、地方税は減収となりますが、歳入の基幹をなす普通交付税においては、対前年比で2.5%の伸びとなっております。しかしながら、このことは合併算定がえによる特例措置が大きく影響しており、依然として厳しい財政状況にあることは変わりありません。そこで、引き続き行政改革第2期集中改革プランの目標の達成のため、職員数の減少や起債の制限に引き続き取り組むようになっているにあります。この市長みずから直接、説明責任を果たしている姿勢は評価に値するところはあります。 こうした中、平成24年度は、新たな取り組みとして、葉たばこの廃作農家の対応関連事業、ジオプロジェクト推進事業、また本年は、全国乾しいたけ振興大会の本市開催、地域給水施設整備支援事業、小規模集落対策事業、葬斎場建設事業、節目健診事業、5歳児発達相談事業、特色ある学校づくり事業、チャレンジデー市内全域での取り組み、このことは私も一般質問をしまして、予算的には65万円でありますが、これからの介護予防あるいは国民健康保険税の減税につながると大いに期待をしているところであります。 また、市単独急傾斜崩壊対策事業等、市民生活に直結した事業を取り入れ、さらには新庁舎完成に向けた事業など、豊後大野市の未来を見据えた特筆すべき事業が多く織り込まれているようであります。豊後大野市も合併8年目を迎えるわけであります。合併特例の期限の切れる将来を見据えた財政基盤の確立と着実な行政改革の実行は必要不可欠であります。市民の協働による新たなまちづくりは、さらに重要なことと考えます。市民、行政、そして議会が切磋琢磨しながら難局を乗り越え、新しい豊後大野市力をつけなければならないと思っております。 最後に、特別委員会で意見、要望、いろんな意見がありましたが、予算の執行に当たっては、これらの意見などを真摯に受けとめ、意義のある効果的な運用に努めることを強く要望して賛成討論といたします。 ○議長(小野栄利君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 1番、神志那文寛君。 ◆1番(神志那文寛君) 平成24年度一般会計予算に反対の討論をいたします。 一般会計予算でございますから、たくさんの事業がございます。すべてに反対というわけではございません。幾つかの思いも述べつつ討論をいたします。 平成24年度の一般会計については、旧5町2村が合併するに当たっての新市まちづくりの基本方針に示された新市の都市像「豊かな自然と文化を未来につなぐやすらぎ交流都市」の具現化を見る思いです。 豊かな大地から生まれる品質のよい農産物、畜産物の振興を引き続き図りつつ、有機JASを認定された農業者へ支援を行い、環境保全型の農業を奨励する事業、世界に誇る大地の遺産を世界に未来につなぐジオプロジェクト事業や、菅尾磨崖仏の保存整備費を含み73%が新規予算である文化財保護費、公衆衛生の確保と自然環境の保全につながる浄化槽設置整備事業予算の2倍化や、マイエンザを使った環境浄化事業など、これらの予算に「豊かな自然と文化を未来につなぐ」意思を感じるものであります。 「やすらぎ交流都市」の実現に当たっては、ツーリズム、すなわち体験と交流型観光の振興が重要な位置を占めることになると思いますが、その胎動は既に始まっています。まちづくりチャレンジ事業を活用した、市内各所にあるスポーツ施設の利用と合宿を推進する取り組み、総合型スポーツクラブ設立準備会によるアウトドアナビゲーションスポーツであるフォト・ロゲイニングの視察や九州オルレ奥豊後コースの先行体験、雇用創造協議会によるスポーツ・ツーリズムをテーマとしたセミナーなどでありますが、これらにかかわっているのは、いずれも40代以下の方が大半であり、これからの豊後大野を背負う人材が新しい取り組み、新しい居場所づくりを始めています。こうした方々の連携によって、交流と体験型観光が実現していくものと感じます。こうした人材に目を向けていただくことに大いに期待をするものであります。 「やすらぎ交流都市」の実現は、すなわち新しいまちづくりであります。7つの町にはそれぞれの文化があり、特徴があり、習慣があります。それぞれ違って、みんなよいものであります。それらを決まりごとやルールをもって強制することはできません。人の手足や首を物理的に縛ることができても、心を縛ることはできないのであります。この町に生まれてよかった、この町に住んでよかった、この町に帰ってきてよかった。市内7つの町の住民がこのような豊後大野への愛着の思い、共通して感じられる思いが生まれて初めて住民の行動は変わり、まちづくりに参加するのではないでしょうか。 このような思いで、「豊かな自然と文化を未来につなぐやすらぎ交流都市」に向けた飛躍が平成24年度予算によって図られることを期待するものでありますが、賛成しかねる重要な部分を2点、述べておきたいと思います。 1点目は、庁舎整備事業予算23億3,963万円であります。 現庁舎は耐震診断がされないまま推移しております。建設された時期を考えると耐震性がないのは明らかとの見解もあるようでありますが、それでは、同じ時期に建設された中央公民館についても同じことが言えるのではないでしょうか。耐震性のない現庁舎は建てかえを行い、同じく耐震性のない中央公民館は使い続けることは矛盾するものであります。 2点目は、人権推進同和対策費であります。 日本共産党の平成24年度予算編成と執行に関する申し入れにおいては、引き続き同和問題は人権問題の原点との回答でありましたが、平成22年3月定例会での一般質問における市長答弁は、優先順位をつけるつもりはなく、あらゆる差別が根本的には同じであるというものであり、矛盾しています。いわゆる人権8課題に示されている解決すべき人権問題のうち、女性、子供、高齢者、障がいのある人、外国人などは、性別の違いや身体的能力の違い、外見上の違いなど、目に見えてその違いがあることをもって差別が発生し得るものでありますが、それに対して外見上は他の地域出身の人とは違いのない部落差別が、どうして差別問題の原点なのでしょうか。むしろ8課題のうちで一番解決が早く訪れる問題ではないでしょうか。平成22年の市長答弁のように優先順位はなくして、部落差別を特別扱いしている現在の人権推進同和対策は、すぐにやめるべきであります。 以上、述べまして反対討論といたします。 ○議長(小野栄利君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第52号議案を採決します。 第52号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第52号議案 平成24年度豊後大野市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第53号議案 平成24年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第53号議案を採決します。 第53号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第53号議案 平成24年度豊後大野市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第54号議案 平成24年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第54号議案を採決します。 第54号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第54号議案 平成24年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第55号議案 平成24年度豊後大野市介護保険特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第55号議案を採決します。 第55号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第55号議案 平成24年度豊後大野市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第56号議案 平成24年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第56号議案を採決します。 第56号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第56号議案 平成24年度豊後大野市農業集落排水特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第57号議案 平成24年度豊後大野市公共下水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第57号議案を採決します。 第57号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第57号議案 平成24年度豊後大野市公共下水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第58号議案 平成24年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第58号議案を採決します。 第58号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第58号議案 平成24年度豊後大野市浄化槽施設特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第59号議案 平成24年度豊後大野市簡易水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第59号議案を採決します。 第59号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第59号議案 平成24年度豊後大野市簡易水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第60号議案 平成24年度豊後大野市上水道特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第60号議案を採決します。 第60号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第60号議案 平成24年度豊後大野市上水道特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、第61号議案 平成24年度豊後大野市病院事業特別会計予算の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第61号議案を採決します。 第61号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立多数です。 したがって、第61号議案 平成24年度豊後大野市病院事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △第63号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小野栄利君) 日程第59、第63号議案 豊後大野市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 橋本市長。     〔市長 橋本祐輔君登壇〕 ◎市長(橋本祐輔君) それでは、本定例会に追加提案いたします第63号議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 第63号議案 豊後大野市固定資産評価審査委員会委員の選任についてにつきましては、平成24年3月31日をもちまして任期が満了いたします委員の後任委員1名を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 後任委員につきましては、住所、豊後大野市緒方町原尻416番地、氏名、後藤聰氏、生年月日、昭和21年10月4日でございます。 後藤聰氏の略歴につきましては、昭和42年から平成9年までの長きにわたり大分地方法務局に勤められ、その間、訟務官、登記官、所長等の役職を経験され、退職後は司法書士事務所を開業、現在も司法書士としてご活躍されています。同氏につきましては、人格が高潔ですぐれた見識の持ち主で、固定資産評価審査委員会委員として適任者でありますので、選任するものでございます。 以上で第63号議案の提案理由の説明を終わります。 何とぞ慎重審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。     〔市長 橋本祐輔君降壇〕 ○議長(小野栄利君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定しました。 それでは、第63号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第63号議案について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小野栄利君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第63号議案について採決します。 第63号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野栄利君) 起立全員です。 したがって、第63号議案 豊後大野市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(小野栄利君) 日程第60、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件について、別紙のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣の件については、別紙のとおり決定しました。     (巻末405ページに掲載)--------------------------------------- △閉会中の継続審査申出書(議会運営委員会、厚生文教常任委員会) ○議長(小野栄利君) 日程第61、閉会中の継続審査申出書を議題とします。 お手元に配付いたしました申出書のとおり、各委員会からそれぞれの所管事務調査について会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。     (巻末406ページ、407ページに掲載) ○議長(小野栄利君) 休憩します。          休憩 午後2時36分          再開 午後2時36分 ○議長(小野栄利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小野栄利君) お諮りします。 議会基本条例策定委員長から閉会中の継続調査申出書が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第2として、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 したがって、議会基本条例策定委員長から提出されました閉会中の継続調査申出書を日程に追加し、追加日程第2として、直ちに議題とすることに決しました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査申出書(議会基本条例策定委員会) ○議長(小野栄利君) 追加日程第2、閉会中の継続調査申出書を議題とします。 お手元に配付しました申出書のとおり、議会基本条例策定委員長から、会議規則第104条の規定により、調査終了までの期間、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。 議会基本条例策定委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野栄利君) 異議なしと認めます。 よって、議会基本条例策定委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。     (巻末408ページに掲載)--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小野栄利君) これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、平成24年第1回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午後2時37分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。  平成  年  月  日         議長    小野栄利         署名議員  高山豊吉         署名議員  宮成寿男...